ケーブルとバナナプラグ


本日届いた。
amazonであるからたいした性能ではないが、高純度銅線と
金メッキのバナナプラグである。
人間が順調に歳を取っているということは、周囲の機器も歳を取っている。
映像系デジタル機器は比較的新しいが、オーディオ系になると
アンプがドルビーアトモスやHDに未対応、4Kに未対応。
スピーカに至っては前世紀のものである。
エッジの確認とケーブルと接点のメンテナンスは何年かに1度。
前回、アキバでメートル1000円近いスピーカケーブルを購入して
(カネがなくてメインスピーカのみ)
一通りケーブルを交換して、もう6年か7年になるだろうか。
アンプにつながって鳴っているスピーカが10本と1本(SW)
点検と交換は半日がかりになるだろう。
年末の休みに作業をして、新年をクリアーな音で迎えたい。
もう1つ
新幹線やヘリコプターなどで老朽化とも思える事故が起きている。
機械、特に可動するものは必ず傷んで壊れるのである。
もちろん、点検整備でナントカするのだけどそれは延命であって新品になるわけでない。
使わないで置いておくだけでも老朽化は進むのである。
さらにその中にも個体差があり、天寿を全うするものと今回のように
故障事故で問題になるものもあるわけで。
人間同様機械も工業技術も万能ではないのである。
普天間では全機飛行差し止めを要求しているそうだが
新幹線も全線運転差し止めを要求してはいかがだろうか。
それが道理というもので、相手によって立場によって態度を変えるというのは
人としてどーなのよ、と思ってしまう。
もう1つ
CH53Eは70年代の設計、80年代の配備ということだが
(原型のCH53は60年代後半から配備が始まったとある)
これはF15と同世代ということだ。
日本の主力大型ヘリはCH47、これは60年代からの配備だ。
(日本は導入が遅れて80年代に配備されたとある)
このまま時間が経てば多くの機体が老朽化による故障や事故が増えることになるだろう。
ちなみに新幹線や民間旅客機は軍用機に比べて使用頻度がハンパなく
ほとんどが20年程度で廃車になってしまう。
国鉄分割民営化のあと、バブル崩壊後にデビューした300系のぞみ、500系のぞみも
2010年代に全廃(500系はこだまとして残存)、
90年代終わりから出てきた700系のぞみも廃車が始まっている。
旅客機では90年代に一世を風靡したB747-400が2010年代に日本のキャリアから消えた。
自衛隊からももうすぐで消えてしまうそうで。