UH60ブラックホーク

昨日から春の嵐である。
南風が強く、雨も時おりザーッと降る。
そんな関東地方から2000km以上離れた宮古島自衛隊ヘリのニュースが昨夜。
陸自のUH60ブラックホーク、幹部自衛官も乗っていたという。
フラックホークについて、ヤフーニュースで見たのが。
米軍のデータだが、事故率は決して高くない。ただし、現在世界中で飛んでいる傑作機であることもあり、事故数はそれなりにあるという。
極めて安定した性能があるブラックホークだが、ほかのニュースで気になる記事がある。
そもそも陸自のUH60がなぜ宮古島海上を飛んでいたのか。
先日も石垣島基地がオープンしたばかり、南西諸島は陸自がどんどん進出している。そもそもが乗っていたのは本隊が熊本というではないか。そして、陸自のヘリはあくまでも陸上がテルトリーであり海上ではない。さらにUH60には海自バージョンがある。SH60である。こちらは護衛艦からの離発着を前提とした海上専用の機体だ。私にはどう違うのか、色の違いしかわからないが。
つまりUH60ブラックホークは荒れた海上を飛ぶようにはできていないのではないか。

次に乗員10人が行方不明ということ。
遊覧飛行のお客ではなく訓練された自衛官である。それが全員どこへ行ったかわからないというのはいかがなものか。飛行機の場合は失速したり翼が破損すれば真っ逆さまに墜落するのだが。ヘリの場合はオートローテーションという操作がある。これを行うのは、通常、エンジンが停止またはテールローターが故障し、機体を安全に着陸させようとする場合である。この手法は、ヘリコプターのパイロットが操縦訓練において教育される、一般的な緊急操作手順である。
今回の事故はそれがなかったことを意味している。破壊的な故障か真っ逆さまに落ちたということか。
沖縄で撮影した米軍ブラックホークの画像をアップしよう。
防波堤で撮影、私一人しか周囲にいない。するとあそびなのかブラックホークが私に向かって降下してきた。撃たれるかと思った。(笑)