消費支出4月は過去最大の11.1%減

大ニュースのような扱いだが、よくよく考えればみんな知ってる。
出歩かない、お父さんは飲み屋に行けない、レジャーもだめ。
子供のいる世帯ではお母さんが3度の食事でまいったと言っているが
自炊で済ませられるのならコストは安い。
個人的には11%程度か、と思ったほど。
生きるためには必要のない出費が11%あるということだ。
全体でならしてみれば無駄遣いは少ないということなんだろうね。
裏を返せば生活に余裕がある家庭はそれほど多くないということだ。
我が家は子供がいないし、持ち家の借金も払い終えたし、
飲み食いに無駄遣いはしない代わりに旅行や自動車にお金をかけている。
旅行に行かなければ支出はだいぶ減るよな。
国をあげての自粛期間なんだから支出が減るのは当然で驚くニュースではない。
ポイントなのはアフターコロナである。
景気回復は置いといても消費の傾向として自粛期間が関わってくる。
つまり今まで外食など無駄に支出していたのではないか、と気づくこと。
外食産業の人に聞けばアルコールは利益率が高いという。
コーヒーなら一杯で粘る事もできるが、ビールだと最初の一杯は数分だ。
お酒は酒屋に行けば原価がわかる。
大体2倍以上の売値、利益率は100%以上、これは美味しい。
ということは客は損しているということだ。
どんな商売でも売るほうが利益を乗せて売るわけで、客が儲かることはない。
飲食業界、それもアルコール系が一番儲かるということ。
また、なぜかアルコールにはお金をケチらない人が多い。
素敵な異性が一緒に飲んでくれればさらにお酒は進むというものだ。
ファミレスで800~1000円ぐらいのランチ、スーパーの弁当なら400~500円、
家で上手に作れば300円くらい??
ステイホームで「どうしてお金が貯まらないか」理由がわかった人も多いのではないか。
ただし、である。
条件がある。
☆それなりの料理のスキルがある。
☆機械音痴ではない。
☆工作、日曜大工、絵画、プラモデル、裁縫など手先が器用でスキルがある。
☆読書、ネットでの調べ物が好き。(文字を読むのが好き)
☆映画、音楽、演劇などの芸術に造詣が深い。
の中に複数当てはまるのが条件だ。
昔そうだったではだめ。今が大事なんだ。
不器用で知的好奇心が低い人はお金を沢山払うようなことでしか楽しめない。
この中にスポーツ、運動が入っていないが
ご存知のように猛烈にカネがかかるし、ステイホームにも当てはまらない。