ジメチルエーテルと年賀はがき

札幌のスプレー缶爆発。
プロパンやブタンは圧縮して液化ガスとして利用されているが
消臭スプレーなどでそんなに高濃度で使われない。
アルコールも同様で気化して燃えるがあれほどのエネルギーにはなりにくい。
気化しやすい燃焼促進物質としてはガソリンがある。
しかしながら匂いがきつくカンに充填して流通させるには法の壁。
テレビでは「ジメチルエーテル」が怪しいとか。
ジメチルエーテルやジエチルエーテルエタノールのように水溶性ではないが
揮発性が高くベタベタしない。
さらに気体はよく燃える。
有機溶剤として使われるが、揮発性が高すぎて民間では使いづらい。
さらに麻酔作用がある有毒ガスなのでさらに使いにくい。
有機化学の実験でもエーテル類を使うときは火気厳禁である。
そんな物質を部屋にまいたら、と思うとゾッとする。
もう一つ
私も先週末から年賀状制作に取り掛かった。
ブログを御覧なら分かる通り写真が趣味なので
1年間の写真の使えそうなものを取り込んで
賀正とか書けばなんとかなってしまう。
年賀状ソフトのイラスト集もついに使わなくなってしまった。
疎遠になっている親族や先輩や学生時代の友人に送るつもりで
夫婦で40枚購入したが流石に足りなかった。(笑)
近所の人とそんな雑談をしていると面白いネタ。
小学校の高学年の子供が習字の宿題とかで年賀はがきと同じ大きさの
厚紙を持ち帰ったとか。
はがきの両面を仕上げて提出だそうだ。
驚いたのが小学生の多くがはがきの表面、宛先や差出人を書いたことがないという。
聞いてみると、親が子供に白いはがきを渡すことはないそうで
すでにプリンターで宛名が書かれているとか。
さらにすでに「あけましておめでとう」も印刷済みとか。
何でも出来合いのもので済ませて大人になっていくのだなあ。