西日本の豪雨災害は大変なことになった。
お見舞い申し上げます。
1ヶ月ぶりに放送予定だったブラタモリは放送休止になった。
NHKはとりあえず赤塚不二夫のドラマだけでもオンエアしようとしたら
なんと、千葉県中心にやや強い地震が発生。
結局NHKは報道特番になってしまった。
西日本の豪雨が大変すぎて話題になっていないが
沖縄に向かってかなり強い台風が近づいているという。
前線の位置によってはまた大雨が予想されている。
日本はどうなってしまうのだろう。
温暖化についてはいつもここで書いていることだが
人工衛星からの夜の写真を見ても分かる通り、日本列島は地球の中でもひときわ明るい。
当然それだけのエネルギーを消費しているわけで
日本列島が熱源になっている。
アメリカや中国と違ってかなり狭い国土で世界何位のエネルギーを消費。
さらに周囲は海。
列島は常に低圧帯になって雨が降りやすくなる。
飛行機に乗ると海上は晴れているのに陸上は積雲が出ている風景をよく見る。
今回のように気象条件が揃えば豪雨災害が起きやすくなる。
もう一つ
私は自然災害はある地点では短くても100年周期と考えている。
つまり災害が起きると70代80代のお年寄りき「初めての経験だ」と言う。
寺田寅彦は「災害は忘れた頃にやってくる」と名言を残した。
災害の経験者が全員いなくなった頃に次の災害が起きるということか。
この理論に当てはまらなかったのが広島市の豪雨土砂災害だ。
数年前に多くの人命を奪った豪雨土砂災害の同じ地域でまた起きてしまった。
広島市という大都市のベッドタウンなのだろうが
もともと人が住むにふさわしくない地域なのではないか。
裏山がズドンと崩れてしまうわけで、人間の力でどうにかなるものではない。
それでも命をかけて住み続けるべきなのか。