沈黙 -サイレンス-映画評

160分の大作である。
日本の江戸時代初期のキリスト教弾圧の話であるが日本の映画ではない。
外国人、もしくはキリスト教の外人からみた当時の日本、という感じ。
逆にそれがリアリティを生んでいる。
キリスト教というジャンルでは、メル・ギブソン監督の「パッション」が浮かぶ。
傾向としてはこれに似ている。
私は宗教の知識がないので、似ているとしか言えないが。
当時のキリシタン弾圧をリアルに表現しているということでも価値がある。
あとはひたすら暗い話が永遠に続くわけだが。
宣教師にスターウォーズの出演者が出ていた。
スターウォーズのようなビッグネームの重要な役どころを演じてしまうと
確かに他の映画に出演してもそれが気になってしまうね。