小型二輪、最短二日で=教習受講の上限引き上げ-警察庁

原付き問題というのがある。
自動車免許を持っていると自動的に付録でついてくる。
ところが、70年代のロードパルあたりから2スト全盛期までは売れたのだが
3ない運動や都会での道路事情、郊外や田舎の人は軽自動車にシフトなどで
どんどん売れなくなり、去年はヤマハが自社製品の製造を辞めるという話に。
世界的に見ても50ccという企画は減り続けている。
このままではバイクの底辺が崩れて、バイク業界自体が倒れかねない。
そこで業界では原付き(正確には原付一種)を小型、もしくは小型ATまで
(正確には原付二種)広げたいとずっと要望していた。
つまり125ccまで自動車免許で乗れるということになる。
もちろん警察を中心に大反対。事故が増えるというわけだ。
普段バイクに乗っている立場から言うと、125で事故を起こすやつは50でも事故を起こす。
免許やバイクのせいではなく人のせいなんだ。
2スト時代の50のスポーツバイクなどはエンジンに手を付けなくても
ちょいとチューニングすれば80や90は出ていたわけで。
125だから事故が増えるというのはなんとも、もしかしたらそうなるかもしれないが。
原付きが売れていた頃は白バイは目の敵のように原付きを捕まえていたよなあ。
さて、本題
というわけでようやく警察が重い腰を上げたのかと思いきや。
なんと、期間が短くなるだけで講習数は変わらない。
つまり、講習料も変わらないということだ。
実はちょいと表面を変えただけなんだな。
理由は簡単、警察はシステムを変えたくない。
もう1つは、教習所の実入りを減らさない。
教習所は警官OBの受け入れ先となっているから。
事故を減らそうというよりは既得権益を守りたいということだな。
もう1つ
二輪は向いている人と向いていない人がいる。
バランス感覚は必要だし、両手両足をフルに使う。
スクーターは足を使わない、なんて言っている人は向いていない。
基本的に滑って転ぶだけでそこそこの怪我をする。
とても危ない乗り物だ。
人はミスをするから、絶対に事故を起こさないなんて言えない。
にしても2年以内に2回事故を起こすようなら乗らないほうがいいかもしれないね。
偉そうに書いているが私も16歳から20すぎまでは親からそう言われた。(笑)