後輩からのおめでたいメール

それほど親しくない後輩からメール。
「愚息の入学式で武道館に行きたいけど、仕事で行けない。」
みたいなことが書かれていた。
そもそも、どこの大学か書いていない。
親しくないから、仕方ないけど。
武道館で入学式、私に報告する、ということから
在京のそこそこいい大学なんだろうね。
長男と同じだと言っていたような。
そういう家庭、家系も世の中にはあるのだなあ。
我が家にはそんな孝行息子はいないし、家系をたどっても
一族で早稲田が数人いる程度。
大したことはない。
親しくない人にも「入学しました」と言える大学なんて
親として最高の喜びだろうな。
結婚や出産もおめでとうと言われるが、言葉は悪いが
どんなバカでもできることだ。
一流の大学とか名前が通った会社に入るというのは
長い間の努力が必要になる。
入ったあとが大変なんだ、という人も多いが
やっぱり入れるだけすごいことなんだな。
心のなかで「おめでとう」と言っておこう。
もう一つ
職場によっても違うとは思うが一般論として
「愚息の入学式で有給休暇取ります」といえば
上司は了解してくれるにしても
「子供の入学式ぐらいで会社を休むな」と思うに違いない。
しかしながら、ほんの限られた5本の指に入るような大学名を告げれば
「是非行ってきなさい」と送り出してくれるに違いない。
最近の有名大学の入学式は学生の人数の2倍以上の保護者が来るそうである。