軽井沢のバス事故。
私の勝手な話をいくつか。
バスツアーは学生時代に1回しか経験がない。
もともとカーマニアの私。
18の時はオヤジの360ccのFRの軽自動車でスキー場へ。
チェーンが切れるなど何度も経験。
その後、昭和40年代のクラウン。
よくあんなもので雪道を走ったものだ。
ソレックスツインキャブ、雪の中でエンジンがかかるかヒヤヒヤものだった。
そんな学生時代、ミーハーな友人に志賀高原のバスツアーに誘われて行ったことがある。
仲間とワイワイ行くのは、孤独にクルマを運転して行くより楽しいが
自分には向いていないとわかった。そもそも身長183cmの私にバスの座席はキツイ。
就職してからは会社の青年部主催のスキーツアーに2回ぐらい。
これはどちらかと言えば社員旅行に近いけど。
背が高い上、どんどん太ってしまってそもそもバスに乗ること自体が億劫になり
バスは安いと言われても、仕事以外で乗ることはなくなった。
鉄道や飛行機の方が早くて楽だし。
今回の事故で死んだのは大学生だけ。
知人が言うには、そういう学生相手の格安ツアーのビラを学生協などに置いてあるらしい。
そもそも0泊3日のスキーツアーに社会人は行かないだろうし。
だからこそ安くできるし、安っぽくても学生なら文句も出にくい。
ある意味、貧困商法なんだろうね。
よく似ているのがLCC。
何度か国内線を利用したがケチな嫁さんは「高くてもJALANAがいい」という。
飛んでいる飛行機の種類は同じものなんだけど
サービスや定時運航率でやはり差が出る。
安全性には違いはないのだけどね。
しかしながら、バスの場合はランクがあって、今回の事故にしても
過去の事故にしても大抵は聞いたこと無いバス会社だ。
安くする分、何かの質を落とすことになるのだけど。
事故が起きるたびに法律などが厳しくなってはいるのだけど
人が運転している乗り物ゆえ、確率的に数年に一度は起きてしまうのだろうか。
ただし、事故をおこすバス会社には何らかの共通点があるようなので
ものすごく低い確率を回避するには自分で対策するしか無い。
そうでなければ、どうせ万が一の確率なのでお守り握ってバスにのりこむか。