米次世代爆撃機B21

形だけ見るとB2の派生型のように見える。
今の時代に爆撃機はそぐわない。
ミサイル技術の進化で離れた場所から正確に爆撃できる。
さらに大型爆撃機でちんたら飛行していれば敵機に襲われかねない。
そういう需要で超音速のB1が開発されたのだろうけど。
爆撃にしても超音速機で攻撃したほうが最終的には効率がいいかも。
そんな爆撃機には不遇な時代なんだけど、新型だそうだ。
ここからは私の想像だが。
旧日本軍で言うところの大和や武蔵、もしくは三笠が欲しかったのかもしれない。
旗艦である。
相手に恐怖を与える威厳である。
大戦末期、アメリカが日本攻撃のために投入したB29は空飛ぶ要塞と言われた。
性能もさることながら立派な主翼が遠くから見てもすごい。
ベトナム戦争にはB52を投入、不格好なくらい主翼が大きくて威厳があった。
時代に逆行と言われ始めた爆撃機の新世代がB1。
これまでの路線から離れて、美しい曲線の超音速機。
路線は変わったが、その独特の特徴あるフォルムは別の意味で威圧感がある。
今回のB2の次の次世代機はステルス機特有の形をしていて
レーダーでは見つけられにくいのだけど、飛んでいればひと目で分かるフォルム。
あんな形の飛行機が飛んでいるだけでもすげーと見上げるだろう。
B1にしてもB2にしてもその天文学的な価格の開発費や機体が問題となった。
ミサイルは簡単に作れても、こういう爆撃機は簡単には作れない。
だからこそ国力の顕示、戦略的な威圧になるのだろう。
その証拠に北朝鮮に対して韓国軍とB1のデモ飛行をしたよね。
爆撃機は現代の大和なんだろう。