豊洲市場、小池知事、再調査

ネットニュースの見出しのキーワードだけで内容がほぼわかる。
わかりやすいというのが小池流だ。
一昔前は小泉総理がそんな感じだった。
このわかりやすさの先には、利権があるわけで。
どうしてそんなにオリンピックなのか、そんなに柔道やレスリングやカヌーが見たいのか。
国体や世界選手権には全く興味はないがオリンピックだけ興味があるわけで。
そもそも豊洲移転もオリンピックが口実。
さらに豊洲も築地も最終目標は箱物。
最初に豊洲の土地に汚染物質。
50歳以上の人なら小学校の社会の教科書に写真入りで書いてあったのを知っている。
夢の島、ゴミを海に埋めて埋立地を作る。
ごみ問題と土地問題を同時に解決。
そもそも、あのへんの地面の下はゴミなんだよね。
ゴミトラックが通るために橋はかかっていたが、当然何もない不便なところ。
わけのわからない工場や処分場が使っていたわけで。
昭和50年代に湾岸道路が一部開通、お台場から浦安までひたすら原っぱだった。
そんなところに東京の台所を作ろうと言うのだから無理があったわけで。
それをゴリ押ししたエネルギーがオリンピックがらみの利権。
叩けばいくらでもホコリが出る、オリンピックがらみの自民党や役人の不自然な行動。
小池知事にはやりやすい状況だわな。
オリンピックは国家事業だが開催は都市単位。
その首長である小池知事の発言権は国会議員とは比較にならない。
自民党の議員じゃ言えないことも言える立場なわけで。
一部のニュースには、豊洲移転中止という極論もある。
アマゾンとか西濃運輸とかに売却して物流基地にするとか。
移転問題で関東地方で有名なのが、松戸市立病院移転問題。
日曜日の昼過ぎの番組で何度も取り上げられたのを見たが
10年近く二転三転した後に近くに鉄道の駅もバス路線もない山の中に作るそうだ。
無理が通れば道理が引っ込む、の典型例だ。