安保法案国会前デモ

橋下コメントを始めとしていくつかの記事を読んだ。
戦争に巻き込まれる、とか、徴兵制が始まる、とか
反対派の鼻息はあらい。
このくらいセンセーショナルな文言を並べないとカッコつかないか。
自民党を追い出された若手議員のコメントもわからなくはない。
まあ、どちらも極論同士ではある。
もう一つ、面白いと思った記事が「デモに参加してきた」というレポート。
ものすごい人出で大変だったという。
地下鉄の駅から大混雑、大行列。近くのコンビニもみんな売り切れ。
当日涼しくてよかったね、というオチになっていた。
国政に関心をもつ、というのと、あの大混雑に行くというのはイコールなのだろうか。
個人的には選挙で自民党に入れなれればすむこと。
しかしながら大騒ぎすることで、報道を見ている人にもアピールできるという意味では
すべてが無駄だとは言えない気もする。
まあ、こういうことに答えなど無い。
橋下コメントのサザンのコンサートで…、は面白かったね。
たかだか3万人程度の人で1億人の国を簡単には動かせない。
やはり最後は選挙なんだろうけど。
もう一つ。
基本的に人混みが好きな人は多いということ。
確かに、ドームの巨人戦に行って大観衆のわ〜という声は高揚するよね。
私が経験する人混みはせいぜいその程度。
帰りの水道橋駅の混雑が嫌なので7回が終わったあたりで球場を出てしまう。
家に帰ってテレビで9回に逆転、なんて言われるとちょっとがっかりするけど。
お祭りでも、スポーツや音楽でも、こういう思想的な集会でも
大混雑に行くというのは、普段ない高揚感が得られていいのかもしれない。
60年安保、70年安保の時は情報の入力がテレビか新聞か口コミ程度しかなかったから
みんな同じ方向を向いて一気に盛り上がったのだろうけど
今の情報化社会では人混みの高揚感以外に行く理由は無い気もする。