古いカメラバッグ

IMGP1140
20年ぐらい前におふくろが機嫌がいい時に買ってもらったカメラバッグ。
機能はまだ保っているが、見てくれが日焼けと汚れでひどすぎる。
というわけで、廃棄処分決定。
中に入っているゴミを出してみると、これは懐かしい。
フィルム3本。
コダックはスタンダードなフィルムだが、リアラインプレッサは懐かしい。
ポートレートに燃えていた時代、低感度微粒子のフィルムを好んで使っていた。
リアラはフジクロームのネガ版、発色が良かったね。
コニカインプレッサはとにかく微粒子が売り。
モデルの肌の質感を綺麗に出していた。
コダックとは逆に色温度がやや高めで、肌が白くモデルに喜ばれた。
フィルムの賞味期限が2002年とある。
ビデオカメラも当時使っていて、8ミリとDVのテープが出てきた。
今となっては再生する機械がない。
最後にミノルタのカメラストラップ。
ミノルタアルファを使っていた。
最後のフィルムカメラの807のストラップ。元箱は昨日壊して捨てた。
ミノルタは最後にデジタル一眼レフを発表するが、その前にコニカミノルタとなる。
私はアルファ党として7デジタルを購入したが、その後ミノルタのカメラ部門
ソニーに身売りして、ミノルタブランドは消えてしまった。
ここに写っている全てが今となってはゴミ。
10年ちょっとで全てがゴミとなってしまうのか、と感慨にふける秋の夜。