吉田昌郎福島第一原発所長の調書

3.11から3年半、9.11から13年だそうである。
経験則の関係で年齢を重ねるほど時の流れ方は速くなるそうだ。
全くそのとおりである。
さて、3.11に関するニュースで吉田調書のネタを各局長々とやっていた。
CXが特に面白がってツッコんでいたのが当時の菅首相とのやりとり。
なんと菅元首相に直撃インタビューまで。
吉田元所長が全て正しく全て正義だとは言えないが
いろいろな意味で菅元首相に分が悪い。
なにより、首相としての能力がない、器が小さい。
万年野党の寄り合い所帯がひょんなことから政権をとってしまったわけで。
そもそもノウハウが無かったところに運悪く3.11が発生。
それだけでも大変なのに原発事故のダブルパンチ。
本来は冷静に対処すべき事案が満載なのに
そこは市民団体や労組の流れで、ついついスタンドプレーを優先してしまう。
「最善を尽くせ」と一言で済むことを、いちいち本店やら現場やらに首をツッコミ
挙句の果てに、ヘリで福島へ。行動力が売り物だったからなあ。
外に対する『やってますアピール』ばかりで、多くの人がダメだなと思った。
と、あの大事故が発生。
だから、菅元首相が悪いとは言えない。
だれが首相をやっても結果は同じだったかもしれないし。
しかしながら、あからさまにマイナスの行動をとってしまったところが民主党政権なんだな。
最後の最後に増税の約束をして消えてしまった。