日本が法治国家、安全な国といわれてきたのは政府のおかげではない。
日本古来からの美徳、しつけという伝統があったからだ。
残念ながら、その中には人権問題や体罰問題に抵触する。
そして、アメリカから持ち込まれた自由という発想。
自由は義務と制約の中から生まれるという教育を省いて、ただ自由にしてしまった。
そして80年代に日本人の観光客やビジネスマンが海外で評判が悪くなる。
バブル崩壊でリセット、その傲慢で世間知らずな行動がなくなる。
今は、中国バブルで中国人のマナーが悪いとあちこちで聞く。
家を継ぐだの、村のおきてだのから飛び出した若者が団塊の世代。
昭和ヒトケタ世代と明らかにちがう。
そして、その子供の世代になるとその違いはますます明白になる。
そこで今回の大学生のニュース。
たぶんこの親たちは『自由』という錦の御旗でしつけを放棄したのだろう。
私たちが自由なのは精神だけであって、行動、言動にはたいていの人がものすごく制限される。
本来、未成年や学生などは猛烈に制限される不自由な立場でなければならないのに
見ての通り、悪い中国人みたいに傍若無人なのである。
本人たちが悪いのはもちろんだが奥底には家庭の崩壊がある。
見てくれは立派なマイホームの家庭でも基本的なしつけができなければ崩壊なのである。