映画『テルマエ・ロマエ』

先日の山本五十六に続いての日本映画。
テレビCMを見た時から面白そうだと楽しみにしていた。
その予想は大当たり、面白いのである。
前半はひたすらギャグに徹している。
単なるおちゃらけではないよ、とばかりに後半になるといい話。
その辺のさじ加減が全体のまとまりとなっている。
が、個人的にはもう少しギャグに徹してくれても良かったかなとも思う。
後半のいい話あたりで評価を下げるようなことも書きたかったのに
大好きな上戸彩ちゃんがすごく良くて帳消し。
熱愛、結婚でがっかりしたファンも多いだろうが、
この作品が独身彩ちゃんの代表作と言っても過言ではない。
可愛さと美しさを存分に発揮している。
CGがたいしたことないのは日本映画なのでご愛嬌。
それを知ってかタイムスリップのシーンをわざと人形を使うところのセンスがよい。
ロケ地も関東の有名温泉、あえて有名を使う。
もうひとつ、
収録されている音声が高音質である。
珍しく日本映画を高評価してしまった。
上戸彩を褒めたけど、阿部寛の代表作とも言える。
新参者は代わりの役者がいるだろうけど、この作品は阿部寛しかいない。