トヨタ店のショールームにプリウスPHVが置いてあった。
試乗したいと思うが、早い話が電池が長持ちするプリウスというだけだ。
とは言っても、EVで25キロ最高速100キロまでサポートすると書いてある。
やはり試乗して当面のライバルのリーフと比較すべきかな。
トランクルームの下に大きな電池を積んでいるので床面が浅くなっているのが外観の違い。
充電に関して資料を読んでみた。
100Vでも200vでも充電できる。
当然、電圧によって充電時間が違う。
200vで1時間ぐらいだというから結構はやいね。
トヨタ店では無料で充電してくれると張り紙してあった。
さて、自宅での充電コストを計算してみた。
資料を調べると充電は12Aとある。
電源周りに気をつけろと書いてある。
確かに家庭で12Aは結構な電力である。
一番強いドライヤーをつけっぱなし、オーブンや電子レンジをつけっぱなしに相当する。
かなり大きめのエアコンでも連続して12Aは使わないだろう。
それなりのコンセントでないと加熱の危険がある。
普通の家庭の電力料金は1kVAhで25円、100V10Aに相当する。
雑な計算で12Aで30円、3時間で約100円。
これで25km走るそうだ。
アクアやプリウスの平均的燃費が22km/L、ガソリンが1L145円とすると
25km走るのに160円ちょっとかな。
毎日きっちり25km走ったとすると1日65円の差。
10日で650円、1ヶ月1950円、1年2万3千円。
10年で23万円、HVプリウスとの差は100万円前後あるのでその差を埋めることはできない。
今どきの1.3Lクラスのコンパクトは15km/L程度は余裕で走る。
25km走るのに1.6L、240円。
PHVとの差は140円、10日で1400円、1ヶ月4200円、1年で5万円、10年で50万円。
実際の車体の価格差は150万円以上である。
本気でお金や環境のことを考えたら燃費の良いコンパクトカーに乗るほうが良いことになる。
今のところEVやPHVは贅沢品でしか無い。