ギャランシグマ、ミラージュの流れをくむ三菱デザインのクルマである。
この世代は1.8ターボが人気になるわけだが、世間が騒ぐほどの高性能ではなかった。
ランサーの本領はエボが出るまで10年待たなければならなかった。
まあ、ラリー仕様とは別に単体のセダンとしてみた時、よいデザインではないか。
すっきりしすぎているといえば悪口になるのかな。
1トンを切る重量なら100馬力でもそこそこ楽しめる。
この頃の三菱は粘りのあるサスセッティングだったこともあり
シャーシが勝っている感じだったと記憶している。
このあとターボモデルが追加されて人気が出るのだが
他社のターボと比べるとパンチ不足、やや非力に感じた。
ヨーロッパでは2リットルターボが出ていて『なぜ日本仕様は1.8なのか』と雑誌を賑わした。