アコード


アコードも消えものだ、と思っていたがまだ現行であるらしい。
調べてみると現行は8代目。
日本ではほとんど見なくなってしまった。
理由は簡単で全幅1850もあるというのだ。
もはやアコードではない。
ほんの10年前までは5ナンバーで売られていたはずなのにね。
タイプRシリーズも日本ではあまり売れず、ホンダは日本市場に見切りをつけたらしい。
「日本人はフィットで満足しろ」と言いたげである。
あとはアメリカ市場だけがターゲットのようだ。
そういう意味ではこの初代アコードもアメリカではずいぶん売れたと聞く。
ある程度の大きさのある3ドアハッチなど日本ではそれほど需要がないのだが
アメリカではジャストミートのようだった。
80年代の映画を見てもアコードはところどころに登場するよね。
いま見ても確かに日本人向きではない優れたデザインである。
ホンダはこの頃からワールドワイドな考え方でクルマを作っていたね。
この頃はカローラでもセダンからリフトバックまで多種多様の形態があって楽しかった。
たまにはハズレの形もあったのだが、この初代アコードはどれも均整のとれたよい形をしている。
ちなみに乗ってみるとハンドルはふにゃふにゃ、サスもフカフカ、エンジンはトルクがなく
見てくれほど走りは良くなかったなあ。