1977年の雑誌記事。
スタンザという名前は聞いたことある気がするけど実車が思い浮かばない。
こうして写真を目の前に示されてもスタンザだと言い切れないもどかしさ。
この無個性なクルマはバイオレット、オースターの兄弟車。
この年にデビューしている。
諸元表をみて驚く。
全幅1600、車重955とある。GTEというグレードから考えて一番重いのだろう。
ファミリーカーのあるべき姿を見たような気がする。
ちなみにほぼ同時期にFMCしたスカイラインジャパンは全幅1620とある。
5ナンバー枠いっぱいなのはクラウンセドリッククラスということになるわけだ。
確かに80年代になっても駐車場にクラウンやセドリックが置いてあると
「大きいクルマだなあ」と思ったものである。
日本の国土の面積は同じなのにクルマばかりが大きくなり台数も増えたわけだから
交通事情は悪くなっているというのは当然ということだね。
というわけで、ほとんど記憶のないスタンザ、排ガス規制でパワーのない時代のスタンザ、
こんな所でおわり。
