最高齢不在死亡と大阪幼児餓死

両方共猟奇な香りがする事件である。
この二つの事件に共通するのは加害者が家族であること。
最近話題になっている幼児虐待が防げないのは加害者が家族、保護者だから。
基本的に家族はお互いをかばい合う、という前提に社会通念やら法がある。
そもそも親が子供を殺すなどというのは、前提にないのだから仕方がない。
最高齢者不明事件もしかり。
年老いた親が死ねば葬式ぐらいあげてやろうというのが普通である。
死んでも死体を放っておくとか、行方不明だと知らん顔するというのは
前提にないのだから、役所もどうしようもない。
今朝、めざましテレビで「ギャルママ」をやっていた。
かわいい水着を着て浮かれている姿が映し出された。
「私たちはちゃんと子育てもしています」と言うのだが、「子育ても」の「も」にひっかかる。
また、「ちゃんと」と言うのだがどこがちゃんとなのか。
彼女らは、若くして子づくりにはげんでいることから、
多分、ちゃんと学校にも行っていないだろうし、ちゃんと勉強も運動もしていないだろう。
今まで「ちゃんと」したことない女が、子育てだけちゃんとなのか。
大阪幼児虐待死の女も以前はブログにも周囲にも「子育てを頑張っている」
ようなことを書いたり言ったりしていたと報道があった。
問題なのは、その後なんだけどなあ。
これ以上、不幸な子供の話を聞くのはいやだ。