犬の不審死

ちょっと前のことだが、懇意にしている先輩の
家で飼っている2匹の犬が短い期間に続けて死んだ。
どちらも5歳の若い犬で犬種も出生もゼンゼン違う。
年齢だけ一緒だった。
2匹目が死んだ時に不審に思って獣医に死因を聞いた。
獣医は「全くわからない」といい、さらに
「私も死因が知りたいので解剖に回していいか」といった。
飼い主も同意して解剖する。
2ヵ月後、大学から獣医に結果が届けられた。
何と「化学物質中毒」であった。
私には何のことだかわからないのだが、飼い主にはピンと来るものがあった。
それは隣家のクリーニング店である。
間口2間の小さな個人経営のクリーニング店だ。
私はそれでも話が見えなかった。
すると飼い主は、薬を処理しないで下水に流している、という。
この近辺は本下水になっているのに隣だけは側溝に流しているらしい。
犬はいつも軒先にいたのでまともに側溝からのガスを吸い込んだらしい。
私はどんなガスだかわからないがクリーニング関係者と解剖した獣医には
どんな有機物なのかわかっていると思われる。
今どきそんなことがあるのか、とも思ったが
先日、大手クリーニング工場の有機溶剤の不正使用事件があったばかり。
地方の個人経営のクリーニング店だとどうなのか分からない。
この手の問題の経験や知識がある方は、是非コメントください。

            • -

一方的に聞いただけの話なので多少片寄った内容になっています。