首都圏は雪景色

深夜には雪はやんだようだが脇道はまだカチカチの雪が付いている。
朝早く起こされて普段バイク通勤の嫁さんを職場まで送ることになる。
我が家の前の脇道もタイヤの通るところは雪はない。
表通りも大丈夫と判断してスタットレス交換は見送る。
もともと私のクルマは4WDなので有利ではある。
道路は比較的空いているがやはり流れが遅い。
なんとか送り届けて自分の職場に向かう。
雪道で立ち往生する夏タイヤのドライバーに批判が集まるが
今朝、もっと批判されてもよいと思ったのが自転車である。
それも迷惑をかけているのはおばさんやおじさん。
いつもは高校生のマナーが取りざたされるが今朝はおじさんおばさんである。
年寄りではない。50歳40歳ぐらいだろうか。
路肩は雪が残っていてかなり危険。
フラフラ車道に飛び出してきてものすごく迷惑である。
高校生に聞いたら「自転車しか交通機関がない」という。
もっともな話である。私も同じ立場なら自転車に乗って出かけたかもしれない。
が、大人になって大人の判断するのならやはり今朝の状況で自転車で出かけるべきでないだろう。
先程、表に出たら道路は乾いてきている。
わずか数時間であれだけ危険だった道路がもとに戻っている。
雪とはなんとも皮肉である。
本日無傷で帰宅した人は「ほらみい、自転車でも平気だったではないか」と言うだろう。
本日、ケガをしたりケガをさせてしまった人は今度は自転車には乗るまいと思うだろう。
痛い思いをしないと危険に気づかない人種は仕方がない。


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