新聞をもっと読もう

先ほどテレビ報道番組で新聞の棒読みはおかしいだろ、と書いた。
テレビの速報性の否定とも取れる。
違う見方をすれば新聞はそれだけ優れた報道手段なのである。が、
夕方に我が家に勧誘に来た新聞店の兄さんが部数が伸びないと嘆いていた。
最近は大元の大手新聞社も勧誘のための景品やその資金を渋っているとのこと。
本社も部数が減ることを容認しているかに見える。
確かにTVラジオだけでなくインターネットや携帯でもニュースを閲覧できるようになり
1日2回の新聞の速報性の意義は薄れてしまった。
それでも、中立性(産経はのぞく)や内容、文章の的確性など新聞の持つ利点は薄れていない。
また、TV等では新聞の1面と3面しか報道しない。
新聞はそのほかにも文化、科学など広く記事が書かれている。
たいていの雑学、物知りと言われる人たちは新聞をちゃんと読んでいる。
と、力説してみても、活字離れが進み他のメディアが充実していけば
新聞は減少していくことは仕方がないことなのだろうか。
かといって若い人(オバカ)に迎合しすぎた記事を増やせば、本来の新聞読者も離れる。
最近、NHKこどもニュースのお父さんだった人が「新聞を読もう」というような
本を出版したと新聞のコラムに書いてあった。
「うちの子は勉強しない、本を読まない」などと三者面談で言う前に我が子にもっと新聞を読ませるべきだ。
そしてそういう親ももっと新聞を読み、読書をすべきである。
親がオバカなのに子供がそんなに立派にかしこく育つものでもない。
(もちろん例外もたくさんあるのだが)