霧島温泉霧島観光ホテル


温泉街中心部から少し下ったところにある比較的大きいホテル。
エントランスも立派である。
15時ちょっと前に着いたが早着のグループが何組かいた。
チェックインには係が1人しかいなくて混んでもいないのに待たされる。
一通り手続きが終わると「係が部屋までご案内しますので座ってお待ちください」
とぬけぬけというのでさすがに怒った私は
「ロビーが一杯なのにどこで座れと言うのか!!」と言った。
このホテルは15時前後は手薄のようだ。
17時ぐらいに行くとフロントは4人立っていた。
ロビー近くの庭に足湯が2つある。
天気がよいと桜島も望めるそうだ。
足湯にはテーブルもあるのでちょっとした飲食もできる。

報道でもご存じのように日食前後の鹿児島県地方の天気は極めて悪かった。
本来ならこのホテルから、特に展望浴場から錦江湾と桜島が見えるはずだったが
今回は景色は真っ白である。
旧館の露天風呂に向かう。
景色はまったく無く、二つの湯船があるのみ。
ぬるゆの方は4人ぐらいでやや小さい。
お湯は硫黄臭のするよいお湯だ。湯ノ花がたくさん舞っている。
旧館のパノラマ風呂にも行った。
これはすごい。
小学校の体育館ぐらいの大きさの温室のような感じ。
プールのような湯船が2つ、その周りに小さめの湯船が点在している。
植栽があり壁には訳のわからないペンキ画がある。
設備はすべて古く、掃除は行き届いているがなんとも。
昭和の香りがプンプンする。子供連れにはぴったりな感じ。
それでもここ霧島温泉の泉質はかなりよい。
部屋にはエアコンが完備だけど、窓を開けると高原の風が心地よい。
網戸もあるのでエアコンを切って寝るのもよかった。