元宮城県知事の浅野史郎氏、成人T細胞白血病

成人T細胞白血病
入院したのは白金にある東大医科学研究所付属病院である。
私のブログでこの病院の記事を書いたことがある。
3月上旬だと思う。そちらも参照されたし。
この病院は難病の研究で有名なのだが今回の成人T細胞白血病
についても有名な研究者がいて治療法の研究が進んでいる。
この病気はなんとウィルス性でありたいていが母子感染である。
また、ウィルスの由来は南方だそうである。
この病気自体が認知されるようになったのは70年代とのこと。
治療の歴史は30年足らずである。
母子感染予防のため90年代以降はウィルス検査がされるようになった。
浅野氏は5年前ぐらいにウィルス感染が判明したそうだ。
潜伏期間は30年以上。従って40歳以降に発症することが多い。
こうして病気のメカニズムはわかってきたのだが特効薬が無く
治療法は現在研究中というわけだ。
基本的には抗ガン剤による化学療法と骨髄移植が主な治療になる。
調べてみると大変厳しい病気である。
抗ガン剤の副作用も強いことが予想される。
しかしながら、治療法は確立しつつある。
がんばって治療して仕事に復帰して欲しいものである。
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