高木彬光、邪馬台国の秘密、奈良の箸墓古墳

新聞やネットニュースで奈良・桜井の箸墓古墳卑弥呼の墓の文字が躍る。
ちょっとでも歴史に興味がある人なら思わず食いつくネタである。
私はそれほど邪馬台国に興味関心があるわけではない。
が、思い出はある。
思春期の頃、推理小説好きな友人から勧められて貸してもらった本。
高木彬光邪馬台国の秘密、である。
アマゾンで調べると新書として売られている。
もともと高木彬光はこてこての理論派の推理小説作家。
その彼の持論を歴史推理として書かれたものだ。
内容の真偽は別にして面白い。また、勉強になる。
私は邪馬台国に関してはこの一冊しか読んでいないかも。
それでも今でも興味があるのはこの本のおかげである。
ちなみに当時前後して『成吉思汗の秘密』も読んだ。
成吉思汗が義経であるという奇抜な話である。
私の興味は歴史小説には向かわず推理小説に向かっていった。
なんだか急に高木彬光が読みたくなったな。
映画化された「白昼の死角」、「刺青殺人事件」などをもう一度借りてこようか。