アメリカの自動車会社は仕方がないのだが
東京モーターショーに不参加を表明した会社は
ヨーロッパメジャーが並ぶ。
フォルクスワーゲン▼アウディ▼BMW▼メルセデスベンツ▼スマート
▼プジョー▼シトロエン▼ルノー▼フィアット▼アルファロメオ
▼ランボルギーニ▼MINI▼ジャガー▼ランドローバー▼ボルボ▼サーブ
私でも知っているほぼ全てといってもいいくらいだ。
もちろん去年からのクルマ不況が原因だ。
ここで私の着目したのは。
私はこの一件を報復と考えている。
先月から始まった(エセ)エコカー減税。
リストを見るとレクサスやエルグランドが入っている。
そこら辺を走ればわかるが5km/Lぐらいしか走らない。
エコ減税ではなくて業界救済減税である。
エルグランドを足代わりに使って地球に良いことなど一つもない。
その基準となる10.15モードというのも定地走行よりはマシにしても
そのデータのとり方に不自然さがある。
その好例がVWニューゴルフ。
TSI技術を熟成させてきた。1.4Lですごいクオリティだ。
ところがゴルフに限らず外車は減税対象外。
10.15モードも外車はからめのデータになっていて
外車の数値の方が実走行に近いそうだ。
極めて日本に有利な不公平な税制であることがわかる。
これでは海外メーカーからそっぽを向かれても仕方がない。
日本のメーカーは、普段使いもしないシートを7つもいつも積んで
走るきわめてエネルギー効率の悪いミニバンを作り続ける。
それをエコとして優遇しようとする行政。
200万のハイブリットをありがたがる人たち。
130万のフィットやヴィッツと同じ燃費なのに。
日本は良い国である。