朝の情報番組を見ていると関西の経済が大変だそうである。
京都、大阪、神戸の三都の観光地ががらがらだそう。
ちょっと前の連休のバカ騒ぎは何だったのだろう。
人生なのか、世の中全体なのか特定できないが
改めて神が決めたバランス感覚を感じる。
栄枯盛衰、良いときもあれば悪いときもある。
70年代初頭、高度経済成長の集大成の大阪万博でバカ騒ぎ、
その直後オイルショックで戦後初めての大不況。
(初めてというのに異論もあるかな)
同時の排ガス規制でクルマ産業も衰退。
ところが排ガス技術で一歩抜きんでた日本メーカーは
その後アメリカを抜くまでに成長した。
80年代は円高不況、それを契機に(これも異論がある)
投資がさかんになりバブルへと突っ走る。
その後はあの失われた10年が待っていた。
こうして、特に経済に関しては、れっきとした浮き沈みがある。
物忘れが激しい日本人は良いときになると以前の反省を全て忘れる。
そうなると神はちょいと試練を落とすのである。
せっかく政府のばらまきでうかれた民衆がクルマで高速道へいき
大渋滞というお祭りをした。
その直後は旅行やイベントを自粛というのだから。
神は意地悪である。
せめて景気に関係なく苦しむ私だけにでも「蜘蛛の糸」をたらして欲しい。
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