トヨタ 10年ぶり新型スポーツ

トヨタ自動車が世界最小級のスポーツカーを開発していることが分かった。
豊田章男次期社長の肝いりで、深刻な若者の車離れなどに対応するのが狙い。
トヨタブランドとしては10年ぶりの新型スポーツカー。
−−−−−−−−−
10年前というのはMRSのことらしい。
あれも確かにスポーツカーといえばそうなのだろうが
ずいぶんマイルドなスポーツカーである。
トヨタは以前にもスープラセリカなどを作っていたが
スポーツと言うよりはGTの色が濃い。
作る方がスポーツカーと言えばそうなのだろうけど。
以前からスバルのパワートレーンを使ってハチロクレベルのスポーツを
開発中とのアナウンスもあるのはあったがこのご時世で当てにはならないらしい。
というわけで赤字決算の発表会見に合わせて??今回の発表か。
ベースはiQだそうだ。
スポーツというのは決してパワーのあるエンジンで最高速や加速が良いクルマを指すのでない。
たとえ小さくてもスポーツはできるのだ。
スポーツしようとすると、現在ではGTRが800万円以上、
ランエボとインプSTIが400万円、
マツダロードスターが300万円というところ。
別に300馬力でニュルを走るわけでないからとしても最下位のロードスターで300万円の出費。
大人がちょっとという金額ではない。
そういう意味では人気があるスイフトスポーツの流れと考えられる。
GTではなくスポーツ。ハイパワーではないが楽しく走れる。
そしてとりあえず買えそう。
私のようなクルマ大好き人間には朗報である。
スイフトスポーツ、iQ以外にも手頃な大きさとパワーのスポーツを望む。
日産はチェリー1400を復活させるべし。
いすゞはペレットを復活させるべし。
ホンダはシビックが大きくなり過ぎ。フィットRSをスポーツにすべし。
これで日本の自動車業界はしばらくは明るくなる。
それでもそのあと石油が枯渇してガソリンも1L200円いや400円を超える日も近い。
あと10年ぐらい最後のガソリンエンジンを楽しませて欲しい。
こうしてガソリンエンジンのクルマも2020年頃には20世紀の遺物として
博物館でしか見られなくなるのだろうな。