麻生首相、低迷を読み間違え

考えてみると世間の大部分の人は悪くなることを奨励しているように思う。
悪くならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい。
たまに正直な純粋な人を見ると、坊ちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/752_14964.html
昨日、今の日本の治安の悪化を憂いたがこの考え方は
明治の時代からあったのかもしれない。
偉くなる、出世するというのは必ず多くの人を踏み台にしてきたわけで。
それは純粋な競争の場合(選挙、受験)もあるだろうし
悪質にけ落としたこともあるだろう。
どちらにしろ、トップに立つ人間はなんらかたたけば埃が出るものである。
その点、麻生はすごい。
そういう悪の部分をにおわせながら、埃が出るのはどうでもいいことばかり。
さすが総理大臣になった人である。
選挙対策用給付金はいまだに迷走しているそうだ。
あんな無駄遣いはとっととやめてしまえばいいのにね。
悪人が世間にたいしてちょっといい顔しようと思うとこのザマだ。
漱石も書いているような正直で純粋な人は政治家などになれるわけがない。