デジカメの選び方

pasokonryoku2008-11-10

ちょっと前にデジカメの初歩的なことを書いたところ
意外に好評だったので同じようなことを書きます。
すでに使いこなしている方はとばしてください。
ポイント1
「きれいに撮れる」の定義
デジタルという厳密な計算のものときれいという抽象的なものの
接点というのは難しい。
従ってきれいに撮れるのきれいを具体的に表現できなければ
具体的に機種を選択し使いこなすことができない。
ポイント2
「ピント、オートフォーカス
初心者が陥りやすい失敗の一つがピンぼけである。
フィルム時代からほとんどの機種にオートフォーカス機能が付加されて
心配無くなったと思いきや、ピンぼけ写真が多いのだ。
それは画面のどこにピントが合うのか理解していないことに起因する。
たいていが画面中央のマークにピントが合うことになっている。
というか、なっていた。
最近のカメラをいじって驚いた。
この1年ぐらいの間にかなりの機種に顔認証の機能がある。
画面上の人の顔を感知してピントを合わせるというもの。
初心者はフォーカスエリアをはずしてしまってピンぼけというのが
多かったわけだが、この機能で大幅に失敗が減る。
ただし、あくまでも人間を撮るための機能だけど。
ポイント3
「アンチシェイキング、手ぶれ防止機能」
初心者の撮影を見ていると「よくぶれ写真にならないなあ」と思う。
カメラがいつも揺れている。
ところがこの機能がついていなくてもぶれる写真とぶれないものがある。
それは単にシャッタースピードの違い。
明るいところでシャッタースピードが速ければぶれにくい。
当たり前のことなのだが分かっていない人が多い。
カメラに手ぶれ防止機能がついていても結論は同じ。
明るいところがぶれにくく暗いところがぶれやすい。
広角の方がぶれにくく望遠の方がぶれやすい。
絞り値が小さい方がぶれにくく大きい方がぶれやすい。
当たり前のことが分かっていなければどんなに高度な機能がついていてもぶれた写真になる。
写真は手持ち望遠で撮影。
光が十分なので手持ちでも何とか撮れている。

以下次号へつづく