日産“鳴り物入り”ディーゼル車はMTのみに拍子抜け

日産は昨年8月、他のメーカーに先んじて、クリーンディーゼル車
日本市場に投入すると発表、日産のディーラーやユーザーでは
「いまか、いまか」と、その期待度は高まっていた。
だが登場したのはマニュアル(MT)車のみ。
それだけにディーラー側の落胆ぶりは大きかったのである。
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今やAT車が95とか98%と言われている。
かく言う自称カーマニアの私もAT車に乗っている。
ちなみに前のクルマは6速MTだった。
AT車で後悔している。
確かに楽は楽だが面白くない。
おまけに燃費が悪い。
AT車のトルクコンバーターはオイルの粘性を利用して
エンジンのトルクをわざと滑らせて伝えるもの。
つまり常にエンジンのパワーを数パーセント捨てて
トルクを伝えている。
(ロックアップ機構が定着して昭和時代の物よりはよくなった)
それでも加速時にはパワーを捨てている。
だから同じクルマを同じドライバーが運転すれば
1km以上の燃費の差が出てしまう。
大きいクルマになればその差は大きい。
燃費やエコを気にするならMTに戻るべき。
半クラッチ坂道発進ができないのであれば
クルマを運転すべきではない。
ドライバーの老齢化と未熟運転の事故が増えている。
エコの面からもよろしくない。
極論とは思うがエコや安全運転は、確かな運転技術の上に
成り立つものと考える。