ペットボトルのリユース

我が家ではペットボトルが不足している。
ペットボトルはようやくリサイクルがうまく動き出した。
それでも自然分解しない環境負荷の大きいものである。
それでも便利ゆえ100%否定するのも難しい。
とりあえずペットボトルの商品はできる限り買わない。
私も妻もインドアの仕事ゆえペットに頼る必要はない。
マイカップを使ってポットからお茶を飲めばよい。
となるといつペットボトルが家に入ってくるかというと9割がもらい物である。
研修会や会議、何かの景品などペットボトルのお茶をよくもらう。
我が家でのペットボトルはこれのみで購入は月に一度あるかどうかの旅行で
かつ、作り置きのお茶を持参しなかったときに限られる。
年に数回数本である。
冷たい飲み物が好きなので家ではお茶を沸かさない。
そこでガラス製のボトルに日本茶の葉と水を入れて数時間放置。
漏斗と網を使ってあいたペットボトルに入れて冷蔵庫に保管する。
エコを意識した中高生もそうやって学校にお茶をもってくる。
ペットボトルをこうやってリユースすると単純に環境負荷は半分になる。
我が家は10回ぐらいリユースするとさすがに内部のヨゴレが気になるようになり
いよいよリサイクルの袋に入るわけである。
リサイクルは資源の保護には良いと思うが、環境負荷の面からいえば微妙だ。
工場を造るだけでもものすごく環境に悪い。
化石燃料を燃やしてボトルを回収して、水と洗剤で洗浄。
粉砕して処理してようやくチップになる。
このチップは今のところペットボトルに復活はできないとのことだ。
つまり厳密には環境負荷の面でリサイクルにはならない。
処理のためにエネルギーは使うが単純に燃やさないだけである。
従って飲料メーカーやペットボトルメーカーには悪いが
我が家ではこのようにリユースして出費も抑えている。
日本は企業に都合の悪いことを言ってはいけない。
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提言
お茶や飲料を購入して飲んだらあいたペットボトルに水道水、
もしくは作り置きのお茶を入れてみんなが一度リユースすれば
リサイクルより数倍の環境負荷を押さえられる。
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みんながきっちり3回ぐらいリユースしたら関係企業の倒産が相次ぐか。