テコンドー協会

マスコミが飛びつきやすいネタが満載のニュースだ。
なんと言っても渦中の人物のキャラが立つ。
容姿も言動も二枚舌を使うのも安い作家が書いた脚本のようだ。
マチュアスポーツは基本的に儲からない。
○○協会の人たちは「金のためにやっているんじゃない」という自負がある。
その小さな正義感と偉い人という虚栄心がこういう事案を作ってしまう。
話はズレるが
食品の創業社長がテレビに出ると
新商品の会議で「それは売れないからだめ」と一刀両断するシーンがある。
半分はバカテレビ局の演出なんだろうけど、よく見る風景。
カリスマの意見は絶対だ、というスタンスなんだけど実は諸行無常なのである。
ピークのときはカリスマなんだけど、いずれ時代が動いて人々の感覚も変わる。
そして、歳を取れば感覚や思考も鈍るのである。
カリスマを許してしまうと、長い年月ではカリスマのせいで伸び悩むことになる。
先日の大泉洋ラグビーのドラマのラストのように
理事会で会長の辞任を決めるしかないだろう。
読売新聞の幹部でナベツネをやめさせるようなものだ。
基本的に無理だろう。
ところが、例のボクシングやアメフトでトップの交代劇があった。
マスコミに騒いでもらい世論を味方につけるしかない。
いずれ辞任会見でかたがつくのだろうね。