例の事務次官とどこかの県知事が女性絡みで辞任したとニュースになっていた。
前回も同じようなことを書いたが、ご勘弁。
セクハラを容認はしない。
いけないことはいけないことだ。
したがって、然るべきペナルティは必要だ。
しかしながら、言われた女性の心の傷は
ペナルティと反省謝罪で癒やしてもらうしかない。
それにしても、つきまとったり抱きつくなどの直接的な行為には及んでいないようだ。
酔っ払ってこんなことを言われた、と録音データを振りかざして
けしからん、辞めろ、の大コールとなった。
ついでに、麻生も安倍も辞めちまえ、という人たちまでいる。
少しでも落ち度があれば辞めるまで叩いてやる、という大人がいかに多いことか。
東大法学部卒、大蔵省、事務次官というエリート中のエリート。
騒いでいる一般市民は「ざまあみろ」とスッキリした気持ちになれるのか。
偉くなるということはそれだけ責任を負うことになるわけで
なかなか許してもらえないのだろうな。
県知事辞任
こちらは、行動を伴ってしまったのでなんとも。
若い人たちなら戒告ぐらいで済むかもしれないが、
選挙で選ばれたトップともなればだめなのかね。
この話には裏がある。と、思っている。
この県知事は地元の原発再稼働の反対派、いわば活動家である。
チンピラかと思っていたら大違い。
東大医学部卒、何と司法試験合格者で弁護士でもある、秀才だ。
ところが彼を狂わせたのは2005年2009年自民党から国政選挙に出ていた。
どちらも新潟の名門、田中真紀子に敗れる。
2012年2013年は維新の会から立候補して落選している。
2016年県知事選で当選した。
東大も医師免許も司法試験も入手できた彼だが国会議員にはなれなかった。
頭の良さだけではできないこともあるんだな。
彼ははじめて挫折感を味わったに違いない。
このへんでストレスから彼の性癖が強く出たのではないか。
さらに、当時追い風自民党から立候補して落選。
当時追い風の維新の会からでも落選。
さらにこの場に及んで原発反対と言ったわけで、
経歴から見ると追い風の方向に二転三転だな。
柏崎刈羽原子力発電所は関東に電気を送る重要な発電所。
自民党としてはコノヤローと思っているだろう。
彼のリサーチをして性癖を知り、トラップを仕掛けたのではないか。
考え過ぎかな。