セクハラ問題

テレビではこのところずっと財務事務次官のセクハラ報道。
昭和の時代、私も若かりし頃、酔っ払って同僚にセクハラまがいのことを言って
ずいぶん嫌われたものだ。
ただし、おっぱいもませろみたいな直接的な卑猥な言葉は使わなかった、はずだが。
昭和の若かりし頃は「すみません」で許してもらえたのだが
今の時代、まして公務員のトップクラス、会社で管理職手当が出ている人、
テレビなどでよく見る芸能人になると絶対に許してもらえない。
マスコミも視聴者読者も偉い人や金持ちを引きずり下ろしたいと思っている。
さんざん謝って袋叩きにあった上で更迭、もしくはクビだな。
以前の職場では管理職が若い社員に「おはよう」と肩を軽く叩いただけで
セクハラで訴えられた。
多くの人が思っているように、セクハラどうこうと言うよりも
この上司を引きずり下ろしたかっただけだ。
今はセクハラがターゲットを引きずり下ろす手段になっている。
今回の事務次官の件もその一例。
実際セクハラまがいの発言はしているが、多分手を出していない。
こんなことを繰り返していると、本当にセクハラで悩んでいる人が
声を上げても、たいしたことないのにとか相手を引きずり下ろすためだとか
変な誤解を招くことになりかねない。
さらに
女子に気に入らないことを言ったらだめ、触ったらだめ、と若いうちから教育。
問題を起こしたくなければ女性に近づくな、だな。
好きな女性ができて、食事に誘ったり、好きですなんて言ったものなら
セクハラで訴えられそうだ。
というわけで、すでに若い人たちが恋愛をしようとしなくなっている。
生涯未婚率も上昇中だ。
当然長い目で見れば出生率にもつながるわけで。
そもそもセクハラの定義が「気に入らなければ」というのだから。
もう1つ
先程も書いたが、若い頃に酒で失敗したことがある。
対策1 飲み会に誘われても極力行かない。
対策2 選べるのなら、女子の隣に座らない。
対策3 飲み会に参加してもこちらから女子には話しかけない。
対策4 女子が話しかけてきても、仕事のデキが良かったことなどを
適当に褒めて話を切ってしまう。
対策5 こちらからお酌には行かない。
どうだ、私は今話題の飲み会ぼっちだろう。(笑)