夫、妻にやめて欲しい趣味

記事の結果はこんな感じであった。
■買い物好き
■ギャンブル
■ゲーム
■アイドル、アニメ好き
■収集癖
というのだけど。
趣味の定義に疑問を持った。
ベスト3なんだが買い物とかギャンブルとかゲームとかは趣味なんだろうか。
ただの快楽だよね。
気持ちが良いとか、楽しいというだけで趣味というカテゴリーに入れていいのか。
そうなると、性行為なども趣味になってしまう。
風呂にはいるとか、ご飯を食べるとか、好きなら趣味だよ、となってしまう。
そもそも、買い物やギャンブルが趣味とか言っている奴は
基本的に趣味がないのだね。
あるのは物欲、金銭欲のみ。
さらに異常に買い物やギャンブルをして身を持ち崩すというのは、依存症、病気だ。
病気は趣味とは違う。
快楽系の楽しみで趣味とできるのは、読書、音楽鑑賞、美術鑑賞程度だな。
基本的に鑑賞の相手は芸術だ。
アニメや漫画は文化ではあるが芸術ではない。
したがって、いくら見ていても趣味にはならないだろう。
手塚治虫長谷川町子などの生涯や作品の変遷などを追いかけて
ようやく趣味の領域というところだな。
どうも、最近の傾向として快楽や時間つぶしイコール趣味という風潮がある。
私のように趣味に生きる人間としては肩身が狭い。
もう一つ
収集癖、とあったが、私もその一人である。
嫁さんからきつく無駄遣いしないよう言われている。
ものを買うだけではやはり趣味とは言えないだろうね。
どんなにたくさん集めてもただの性癖だろう。
趣味の領域に行くためには、歴史やら分類やら目利きやら
それなりの蓄積が必要になるだろうね。
ただ、並べて喜んでいるだけで趣味というのはビミョーだと思っている。
自分の部屋を眺めて改めてそう思った。