神様と板橋老人熱中症事件

嫁さんが先日バイクでコケてバイクを壊してしまった。
当然自分も怪我をしたのだけど、軽症で済んだ。
私が応急処置をしてバイクはその後も走っていたが
先週買い替えることにした。
原付きバイクは基本的に消耗品、ある程度使えば交換したほうが良い。
週末に納車、翌日近所の神社に行ってお守りを購入、参拝をした。
嫁さんは新車のバイクで出勤、私は旧車のバイクで出勤である。
今日の占いも私の星座は11位。
ついてない、といういつもの予定である。
勤務が終わってバイクに乗る時、トランクにかばんを入れてフタをした時
ああっ、と言った。
バイクの鍵がかばんの中に。
ところがである。
メットインのフタはちゃんと閉まって無かった。
持ち上げるとすんなり開いた。
無事鍵を取り出しエンジンをかけることができた。
多分、週末の参拝のおかげで神様が助けてくれたのだろう。
帰宅してTVニュースを見る。
先日の板橋の老人3姉妹が熱中症で死亡というネタ。
老人3人が死亡と、悲惨な事件と取り上げていた。
90歳の老人が死ぬことが悲惨なんだろうか。
私は大往生だと思うけどね。
私は神様の思し召しだと思っている。
その一つが
3人と連絡が取れないことを不審に思った親族の依頼で訪ねた知人が、
湯浅さんが倒れているのを見つけた。
というところ。
死後4日程度と書かれている。
つまり、3人もいて4日程度は誰とも交流が無かったということ。
さらに、ポイントは親族。
死体を見つけたのは親族ではなく、親族依頼の知人だという。
親族はもともと会う気など無かったのだろう。
社会からも親族からも見放された90歳のおばあさんが暑いから死んだというのは
限りなく自然死に近いと思う。
89回も経験した日本の夏の暑さに90回目に負けたのである。
ニュースではおせっかいなことに「エアコンを使わないから」と言うのだ。
エアコンが嫌いなんだから仕方ない。
エアコンの冷たい風は余程不快なんだろう。
歳をとると暑さに鈍感になると言っている。
つまり、鈍感ゆえたいして苦しまずに死んだのではないか。
社会からも親族からも見放された老人が一番楽な死にかたをした。
というのが、私の感想だ。
多分、神様がそうしたに違いない。
それを、悲惨な事件だと騒ぎ立てるバカマスコミ。
悲惨なのは、死んでから4日も親族が気づかなかったことなんだけどね。
ちなみに
親族とは書いてあるが、息子娘とは書いてない。
適当に縁遠い親族ということなのかな。
私にも子供がいない。
歳を取れば老人世帯、嫁さんがいなくなれば独居老人になる。
面倒を見ようとする親族はいないだろう。
そんな私が80歳まで生きたとして、何らかの理由で家で死んだとしても
それは悲惨なことではなく、自然死、大往生だと考える。
畳の上で死ぬのならよしとしようではないか。