箱根が大変だ

私達の国土、日本はプレートの境界に位置しているため
地殻変動による災害も多い。
ところが、それを利用して温泉など自然の営みを享受している。
箱根はまさにそれを具体化した場所だろうね。
箱根のあの地形ができるまではかなり大きな火山活動があったに違いない。
時期はずれるだろうが最大の火山の富士山までも30kmもない。
どちらも日本最大の観光スポットとして多くの旅行者を受け入れている。
その活動がほんの少しだけ活発になれば人間は右往左往である。
ニュースでは箱根火山が最後に噴火したのは鎌倉時代だという。
おかげで観測体制もたいしたことなく、データもないため
昨日から前言撤回を繰り返している。
今回の火山活動も多少の被害が出たとしても、箱根にとってはマイナスではない。
連日、全てのニュースで箱根を連呼しているのである。
いろいろ書き連ねたがトータルとして箱根なのである。
風光明媚な箱根がなくなることはない。
この際、生きている箱根火山をおおいに楽しもうではないか。
えっ、不謹慎だって。
もし、本当に天変地異が起きるとすれば心配なのは箱根の観光地ではない。
ほんの数km離れた地下に丹那トンネルがある。
新幹線と東海道線が通る日本の大動脈だ。
新幹線は違う理由で止まっていたみたいだが、トンネルが心配だとは聞いていない。
日本人は経験的に箱根火山からちゃんと絶妙な距離をおいているのだよね。