NHKBS、アイルトン・セナ事故

セナと同世代、大ファンとしては見ないわけにはいけない。
事故の真相に迫る、というような文句に誘われ楽しみにしていた。
ところがである。
ひどいのである。
NHKの限界なのだろうか。
ひどさを検証してみた。
1.映像がひどい
ほとんどが静止画。それも同じものを何度も。
2.動画がひどい
事故のシーンは静止画数枚。
動画はその直前のもの数秒。
3.レースについて
この年のイモラは練習走行でのバリチェロのクラッシュ、
予選の死亡事故があった。
セナはかなり神経質になっていた、という誰もが知る事実を
静止画だけで、長い時間説明した。
4.基本は知らない人のインタビュー
関係者、親しい人というのだけど、知らない人。
バリチェロは怪我をして当日イモラにはいなかったし。
5.最後はサッカー
セナが関わって入るが、事故とは関係ないサーカーの話。
6.これでおしまい
結局、知らない人は事故の経緯もわからないだろう。
当時を知っているだけに悲しいくらい的はずれな内容。
せめて、裁判でのやりとりでもやってくれたほうがよほど真相に迫れたのではないか。
7.結局
当時のフジテレビの年末にやった総集編特番を超えるものはできないのだろう。