上野東京ライン

先日、ここで群馬県や栃木県で電車に乗って
乗り過ごすと静岡県熱海まで連れて行かれる。と書いた。
これは極端な例だが、今日のヤフーニュースにはもっと身近な例が。
品川から北方向に向かう列車には
高崎線=前橋、新前橋、高崎、深谷籠原
宇都宮線=黒磯・宇都宮・小金井・古河
常磐線成田線=高萩・勝田・水戸・土浦・成田・取手
●上野東京ライン=上野・東京
があるそうだ。
この中では常磐線方面は交直の青い車両や、取手成田方面の緑の車両で
ややわかりやすいのだが、東北上越方面は東海色で久しぶりに東京に来た、
というような人には判別不可能。
上野までは共通だが2つ目の松戸や大宮まで乗り越すと県をまたぐ。
さらに2駅進むと常磐線茨城県に、東北上越線も栃木群馬に近くなる。
郊外に出てしまえば景色はみんな同じ。
ひたすら路線図とにらめっこするしか間違いに気づく方法はない。
201系の時代まで車両の色を見れば何線だかわかったものだ。
ところが205系以来ステンレス車体になり帯の色だけで判断することになる。
ちょっとした鉄道マニアである。
昭和の時代は東京駅発の電車は小田原方面への東海色、
鎌倉方面のスカ色で区別できた。
他の路線もウグイス色の山手線と水色の京浜東北線
間違えにくかったのにね。
もう一つ
先日、BSだと思うが阪急電鉄の番組を見た。
あの阪急独特の色は阪急マルーンというそうだ。
大阪に行っていつも阪急マルーンはピカピカで綺麗だ、と思っていたが
理由は簡単、点検のたびに全塗装しているそうだ。
やはり、会社や路線オリジナルの色が良いね。
ここはひとつ、東京近郊でも103系201系と113系をリニューアルしてもらって
鉄道車両をカラフルに楽しい物にして欲しい。