「楽天vsアマゾン」お得なのはどっち?

「アマゾンの場合、ポイント付与対象のもの以外にお得はあまり感じられません。
一方、楽天市場の場合、会員登録すれば100円=1P=1円のポイント付与があります。
会員登録だけでもポイント10倍などの還元があるうえネットでもリアル店でも貯まるので、
どんどん貯まっていく。
楽天カードを利用すれば配送部分を除いて楽天のほうが断然使いやすいです」

というニュース記事というか誰かのブログを読んだ。
楽天が断然お得とのご意見のようだが
この人の文章には落とし穴がいくつかある。
まず、楽天カードを使えば、という前提条件。
アマゾンカードを使えば、という前提はない。
つまり、不公平なのである。
アマゾンカードでも楽天カード利用の最低限の還元率は存在する。
さらに、一番食いついたのは、送料部分をのぞいて、である。
還元率はせいぜい1%程度。
1万円購入して100円、送料の600円800円に追いつく金額ではない。
ポイントに気を取られて支払いという本質を無視するとは何事か。
楽天ショップにも送料無料という商品も多いが9割は送料を含んだ価格設定だ。
本当に送料無料をサービスとしているショップは少ない。
アマゾンは商品単価が安く送料無料が多いので、お得感が強い。
アマゾンはほぼポイントは付かないのだけど、アマゾンカードをつくると
楽天と同じようにカードとしては比較的高率のポイントがつくのでまあいいか、となる。
以前は楽天のヘビーユーザーでゴールドとかプラチナ会員までいったが
去年の割引詐称騒ぎで離れてしまった。
今はシルバー会員、来月からはレギュラーになるという。
もう一つ
ヤフーショップでもプラチナ会員なんだけど、恩恵が全くない。
とってもお得だと書いてあるのだけど、お得なショップは限られているし
ポイント還元率が高いところは定価が高いし、そもそも欲しいものがない。
ポイント10倍なら1割引きということ。
でも隣のショップでもその程度の割引はありうる。
売れないものだから、身を削って売るというのがショップ側の考えなんだろうけど
優良ユーザーに売りつけるというのもいかがなものか。
考えてみれば
たくさん買うユーザーにお得な売り方をすればその分ポイントが消費されて会社が潰れてしまう。
どんなに買ってもどんなにポイントを貯めても私達が得をすることはない。
あくまでもいくら支払ったかに焦点を絞るべき。