「まるごと新幹線〜昨日・今日・明日 夢の超特急の50年」
先日、NHKBSで放送されたものを見た。
AKBのタレント(AKBじゃなかったかも)や鉄道がらみで有名な中川家礼二出演、
さらに、0系新幹線のCGで九州から函館まで走る。
実際はどこかの博物館の0系車両の中でのロケなんだけど
とにかく、面倒くさい設定が山盛りで見ていて疲れる。
設定に合うような車窓の合成画面など余計なところは凝って作っている。
基本的に1964、もしくはその計画段階からのドキュメンタリーなんだから
もう少し、NHK的に作ってくれてもいいのに。
ブラタモリ以来、面倒な設定とCGにハマっているようだ。
せっかく、九州から東北までという設定なんだから、車窓のうんちくや
通過する駅のネタなどブラタモリ的に作ったほうが良かった。
どうせなら、MCもタモリで良かったではないか。
そうなると、ブラタモリ倶楽部になってしまうが。
それでも、タモリの鉄道うんちくのほうがよほど番組の趣旨に合うと思う。
紅白の司会に人気の嵐を使うのは、それなりに番組テーマに合うのだけど
この手のドキュメンタリーにアイドルの女の子を出しても面倒くさいだけだね。
AKBがらみをとりあえず出しておけば、若い人も見るだろうという安易なやり方だな。
ただし、
すでに見ることができない0系16連をCGでも見ることができたのは
ちょっと新鮮だったなあ。
今は日本全国で週末にはSLを見ることができる。
JRも古いからとすぐにぶっ壊さないで、イベント用に1編成保存できないものか。
JR東海はダイヤがキツキツなのでイベント列車は興味ないだろうけど
JR西日本は栄光の500系をガキ用のイベント列車などに改造する意欲があるのなら
16連を保存して週末に運転したほうが余程、未来のためだ。
今は亡き2階建て4両の山下達郎のグランドひかりが懐かしい。