4大大会の偉大なる足跡というのをやっていた。
今は4強だそうで、昨日のジョコビッチもその一人である。
さらに、当たり前のように決まった選手が優勝してしまうのもテニスならでは。
実力差がものをいうスポーツである。
試合の中で1ゲームくらいはいいショットが決まって取ったにしても
長い試合の中では強いほうが制する。
そういう中でジョコビッチに勝ったというのはすごいことである。
偉大なる足跡で70年代のボルグ、マッケンローの名前が並んでいた。
ウィンブルドンのボルグマッケンローの試合を見て私もテニスに目覚めたのである。
目覚めただけで成長しなかったのは悲しいが。
当時、ボルグの使っていたウッドラケットを購入。
その後、コナーズが使っていたスチールラケットを購入。
スチールラケットはその後の新素材ラケットのさきがけとなるデザインでもあった。
マッケンローの時代が終わると同時に彗星のごとく現れたのが
17歳のベッカーだった。
嘘か本当か250km/hサービスを引っさげて勝ちまくる。
ここから90年代までが
ヘッカー、レンドル、アガシ、サンプラスの時代である。
レンドルは案外優勝回数が少ないけど。好きなプレイヤーだった。
話がそれたが錦織圭くんである。
そういう偉大なプレイヤーの中に名前が並ぶというのは素晴らしいことだ。
ところがテレビを見ていると、どうも何を伝えたいのだか。
朝、めざましでは25分ぐらいトップでやっていて他のニュースはほとんどわからない。
一試合の話なのでダイジェストでやれば数分で終わる話を
いつものようにパブリックビューイングだとか、恩師や祖母だとか
ネタが尽きるとツイッターの投稿を紹介となる。
このへんでマスコミの使命を忘れてしまっているね。
番組を作っている人も見ている人もテニスに興味ないんだなあ、と思った。