井上陽水、氷の世界

1970年代の名盤、日本のフォーク史上最大のヒットアルバムである。
私もつい去年、CDをゲットしてしまった。
ところがである。
陽水はなかなかライブでやらないのである。
もちろん、断片的には演奏するのだけど。
例えば、アルバム1曲目、『開かずの踏切』と『それから』はメドレー。
ところが、それを演奏したことが、したのを聞いたことがない。
アルバム以外でほとんど聞かない曲も多い。
陽水はこの時代の曲をあえて避けているようにも思える。
ところがである。
CSで氷の世界全曲をライブでやったというのである。
こういう時は金持ちの友人は頼りになる。
録画したものを借りることができた。
素晴らしい。
アルバム全曲をほぼ収録通りに演奏してくれた。
できればDVD、もしくはBDで発売して欲しい。
買いますよ。
もう一つ。
昨日、何故かピンクフロイドの狂気を聞いた。
実は一昨日、ポールマッカートニーのバンド・オン・ザ・ランを聞いた。
調べてみると、このロック史上最高と言われる名盤と陽水の氷の世界
ほぼ同時期にリリースされている。
残念ながら、私がこれらを心酔するには当時年齢がちょっと足りなかった。
が、70年代にちょっと遅れてこれらのアルバムに感動したわけだ。
音楽的に本当に素晴らしい時代だった。