ヴィッツ、パッソMC

トヨタのコンパクトがマイナーチェンジしたという。
ヴィッツとパッソはユーザーがカブル分野だが
素性がトヨタダイハツということで仕方がない。
この手のクルマに独自性とか個性を持たせて差別化するというのも得策でない。
月に1万台売ろうという大衆車、個性はいらない、ひたすら無色が良い。
それでも現行ではヴィッツは男前、パッソは女性的な味付けをしているようだ。
カローラまでHV化したがこのベーシックモデルはNAにこだわった。
25キロという燃費が売りだという。
現行ヴィッツは精悍な顔つきになったが実際の走行性能はおとなしい。
RSモデルが評判が良いので、その手の客はそちらへどうぞ。
後は燃費だな。
アクアの中間モデルが170万円。私のデータではリッター22km。
ヴィッツの中間モデルが1Lで130万円、1.3Lで155万円。
燃費としては08で25km、通常では14kmと予想。
アクアが年間1万kmとして68000円、ヴィッツが10万円程度とすれば
年間32000円の差。
1.3Lで6年でチャラ、1LならHVよりお得となる。
実は燃費を気にするのならHVは損ということだな。
エネルギー保存則というわけでないが、同じくらいの大きさのクルマの燃費なんてそんなものか。
クルマは基本的に趣味のものである。
どうせ同じならカッコやハンドリングの楽しいほうがいいのだけど
日本車には、特にトヨタ車にはそういう価値観が全くないというのが悲しいね。
せめて1Lのヴィッツにターボ仕様を追加してRSとして売れば私は買う。