東武線とDC8

Yahooニュースより
tobu

dc8
昭和の乗り物のニュースが2つ並んでいた。
ひとつは最近流行りの昔の塗装で走る鉄道。
今回は東武線である。
ひと目で東武線とわかる、なんともダサイ色合いなんだなあ。
子供の頃、好きだった私鉄は西武。
湘南電車を思わせる二枚窓の先頭部、そして薄い赤と白のツートンが良かった。
京急や丸の内線の赤はパンチがきいていたね。
東横線のアオガエルはいまいち。
京成のクリームと赤のツートンもかっこ悪かった。
そして東武のクリーム一色、田舎を走る鉄道は地味なものなのか、
と子供心に思っていた。
今となっては、これを見た後に現在の東武色を見ると国鉄のパクリかと。
地味なクリームだけどオリジナリティがあったのかな。
もう一つは
なんとも悲しいDC8。
私が生まれる前から就航していた、ジェット旅客機の初期の傑作である。
『貴婦人』と愛称がついていたくらい美しいバランスの良い機体だった。
にもかかわらずこの現状は悲しすぎる。
アメリカの博物館みたいに丸ごと残すだけの価値があると思うのだけどね。
一世を風靡した747ジャンボも風前の灯火、日本からすべて消し去ってしまっていいのか。