石破茂と古舘伊知郎

石破茂のブログを読んだ。
http://blogos.com/article/69112/
報ステに出演した際、古舘から的はずれな質問をされたという。
古舘の立ち位置がよくわかる。
基本的にちょっとアホな市民の代表だと思い込んでいる。
実は古舘だけの問題ではなくテレビの立ち位置でもある。
つまり、マスコミの代表者だと思い込んでいる。
よくインサートされる街でのオバハンなどのインタビューと同等なのである。
つまり、彼のコメントを聞いていても何も得るものはない。
当たり前、もしくはアホがいいそうな当たり前のことしか言わない。
公務員の不祥事があれば「困ったものです」。
災害があれば「政府は最大限の対策を」と言うだけだ。
これでキャスターが務まるのならこんなボロい仕事はない。
平日のこの時間帯は月曜日の日テレ以外、面白い番組もないので
(日テレのあの番組も最近ややパワーダウンだが)報ステを見ることも多かったが
最近はいよいよ見なくなり、ネットサーフィンの時間に当てるか
録り貯めた海外ドラマなどを見る時間にしている。
久米の時代は切り口や久米の発言に物議を醸すこともあった。
だからこそのニュースステーションだったわけだが
古舘は完全に保身、決して飛び出さないことを信条としている。
本当は勉強家で頭の回転が非常に速い男なのだが、テレ朝と添い遂げるつもりらしい。
あの時間帯に報道番組はない。
一時、他局がぶつけてきたこともあったが動じなかった。
そもそもゴールデンタイムなので、あれが正当なのだろう。
大物政治家などはどうせ噛み合わない古舘の対談など出演すべきでは無いだろうが
この時間帯で選挙以外でテレビに出られるのもこの番組しか無いというのも実情か。