スバルインプレッサXVハイブリッド試乗

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というわけで、この週末のもう一つの新型試乗に出かけてきた。
スバルインプレッサにHVが出たという。
雑誌で予習したら系列のトヨタのHVシステムは使わずに自社開発したという。
試乗を申し出ると少し待つとのこと。
実車は背が高いぶん存在感がある。
基本的にはHVのエンブレム以外はXVと同じである。
車内に乗り込みスタートボタン。
エンジンがブルルンとかかる。
アイドリングストップも含めてエンジンがかかるときのブルルン振動はちょっと大きめ。
EVランプがあることからEV走行ができるそうだが極めて低速のみ。
渋滞路でのクリープ限定というところか。
それでも渋滞路でエンジンをかけなくて済むのはそれなりに効果がある。
サスペンションはしっかりしていてフワフワ感はない。
コーナリングもしっかり支えて曲がってくれる。
ただし、高級感としては今ひとつ。
サスからの音や振動が比較的ダイレクトに伝わる。
また、うねっている路面も追従はするが乗員もうねりにつきあう感じ。
驚いたのはエンジンが良い。
低回転から直線的にトルクが盛り上がるのが気持ち良い。
このへんはHVと言えどもスバルが譲れないところか。
その証拠かどうかわからないが普通にタコメーターがデーンと付いている。
困ったのはCVT。走りだせば快適なのだが発進前後ですごくもたつく。
発進時の回転数も不安定でちょっと踏むといきなり回転数が上がってしまう。
スバルにしてみれば敏感なCVTを目指したのか、それともこのクルマのみの個体差なのか。
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